一月十一日

朝八時起床。9時前に家を出る。居候生活二泊目。朝食は昨日と同じ嘉和一品で、皮蛋粥と揚げパン、漬物。12元。

9時半に事務所着。午前中も引き続き研究年報の作成。

昼食は近くの中華屋で大野君、斎藤君と一緒に。回锅肉,西紅柿炒鶏蛋,青椒肉丝,米饭を食す。27元。僕の今後の活動や事務所の仕事内容について歓談。

午後からPASTTIMECAFEで作業。いつもはアメリカンコーヒーだけど、今日は趣向を変えてカフェラテ32元。17時前まで滞在。途中うとうとと寝てしまう。

18時から中国語授業。これまでの授業料を精算。230元。6回分の授業料。昨日と引き続き中国古典の朗読。『日本人のための中国語』(人民教育出版社)書籍末にある「说谎的孩子(うそをつく子供)」「一把筷子(一束の箸)」「自相矛盾(自己矛盾する)」を読む。中国語はきちんと復習しないと成長しないのだが、これまでほとんどできていない。反省点です。でも最近は授業がちょっと楽しい。もう少し緊張感を持って目的意識をはっきりさせる必要はある。

夕食はセブンおでんと馒头。15元。

夜も引き続き作業。劉さんが応接室で床に大きな紙を拡げて筆字を描いていた。これは是非やってみたい。気持ちも晴れやかになるだろう。

七尾旅人による青山ゼロセンターライブのUSTを聞きながら作業。坂口恭平さんは鬱期に入ったみたいだ。なぜだろう。旅人さんは風邪でひどく調子が悪いみたいだったが、3時間に及ぶライブ。アコースティックとエフェクトを用いながら、以前に聞いたことのない曲や祖父母が唯一作成した曲などを披露していた。録音されたものも同時に披露。彼の語りや演奏には奇才天才の雰囲気がある。「歌に希望なんてないんですよ。」という語りは印象的だった。その意味するところは深遠なものだ。絶望を持ち得ない表現者に強靭な作品は生み出せない。

23時過ぎには事務所の人間もほとんど不在になった。さびしくなり23時半に退社。

足道店を小区内で探すも、気が乗らず、ビールを買って帰宅。8.5元。すぐにシャワーを浴びて、ビール、大輔さんの日本酒を勝手にいただく。
YOUTUBEエゴラッピン「calling me」を流し、大学時代の雲南旅行を思い出しながら2時過ぎ就寝。