一月十六日

8時半起床。久しぶりにスタバに寄ってコーヒーを飲む。免费で追加料金3元。

午前中山口レクをレポート型に再編集。レポート型の書き方は目線の設定が難しい。演者主体なのか聴講者主体なのか、誰に向けるのか、どういった記事が読みやすいか、など単なる文字起こしとは異なる。編集者の力量が試される。以前書いた文章などを参考にする。これもすごくいい経験になる。

その他メールのやりとり。帰国後の動き方にもいろいろと可能性がある。もうすぐ33歳。自分がどうしたいのか、まわりからも問いかけられる。自分のためではなく、どう評価され、まわりにどう影響を与えていくのか熟考しなければならない。でも可能性があることは考えても楽しい。ひとつはアジア圏で飛びまわれること、社会的にあるインパクトを与えられること、仕事のあり方を拡げること、が自分にとって大事な基準になる。

昼食、セブン弁当とみそスープ。20元。
昼休憩に王軍『北京再造−古都の命運と建築家梁思成』(集広舎出版 2008)を読み始める。これまできちんと読めていなかったので、帰国までに読了したい。

午後引き続き山口レクレポートまとめ。

17時早めの夕食。セブン麻辣香锅&おでん。20元。

18時中国語授業。故事を3項読む。『铁杵成针』唐代詩人李白の祖母が鉄棒を削って針をつくるという話、は別本にも掲載された内容。英語でいえば、Nothing is impossible。しかし、鉄棒削って針なんかつくるだろうか、と思う僕は現代人だな、と感じてしまう。

終了後、別件作業開始。これは今週一杯で完成させる。

藻谷浩介、山崎亮共著『藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?』のブックレビューを読む。http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/5bac751388fe1da4eaf1bc3727949c91フロー(日銭)とストック(蓄え)の関係による幸せ指標が興味深い。ストックは貯蓄もさることながら、ソーシャルストックも当然含まれる。確かに文化のない街ほど退屈なものはない。ないのなら小さなところから造り出そう、の積み重ねが文化を育む。

0時過ぎに退社。帰宅後、ビールを頂き、3時前に就寝。今後の自分への不安と期待で脳がまわり、中々寝付けなかった。