一月十八日

朝9時起床。少し遅れて事務所へ。スタバ咖啡20元。

午前中山口レク最終編集。3日間ぐらいかかった。もっと効率よくしないといけない。
昼食にセブン弁当&おでん24元。

午後4時まで引き続き午前中の作業。
その後一旦帰宅し、6時からcafebeneで七馬さんと打ち合わせ。アメリカン20元注文。話は、近く798で開催される展覧会&日本人建築家インタビューの件について。日本帰国後に個人でインタビューに行き、記事を作成しなくてはいけない。著名な建築家ばかり。日中建築界を繋げる大きな仕事。緊張感を持って挑みたい。

その後、居酒屋『虎太郎』で大野君誕生日会。剛志君、斉藤君と話しこむ。話の中心は建築家と建築批評家の関係について。特に八束はじめ先生布野修司先生土居義岳先生の批評スタイルについて話しこむ。『建築雑誌2004年9月号』「建築評論を巡って」でこの三人の鼎談による建築批評の特集がある。司会は五十嵐太郎先生。布野先生はジャーナリスティックでイデオロギー批判、書き方にも含みが多いの対し、八束先生は引用を多様しながら、最後は断言的で建築家らしい書き方である。土居先生は歴史研究の延長として批評がある。そして、今の時代に批評家がいないのは、批評する対象(建築)も脆弱である部分が大きい。震災以後、都市建築と社会の関係性は何か明確な答えが問われている。建築家の取り組みをみてもわかるように、批評家歴史家も彼らと共同してプロジェクトが進められている。70年代の神殿建築批判(丹下建築)をおこなった長谷川堯のような対立構造は生じていない。対立化させるのが良しとはいわないが、作品が強度化されない状況は恐い。資本主義社会の成熟期を迎えた日本ではなく、発展途上国でこそ、そうした議論が必要とされる。中国にはその可能性がまだまだあり、批評の土俵づくりをしていくことは課題の一つ。

一時過ぎに家に帰宅。皆で飲む。仕事の話が中心。鶴崎君に少々強めに話してしまう。気を取り直し、大輔さんにももクロとパフュームのレクチャー。パフュームの女性としてのイコン(聖像)っぷりはすごいと改めて感じる。4時過ぎに就寝。ももクロ動画を再生しっぱなしで寝てしまう。