三月一日−三日

三月一日(金)

朝七時半起床。八時過ぎに家を出る。地下鉄を望京駅15号線⇒望京西駅13号線を乗り継いで五道口駅に向かう。9時過ぎに到着。歩いて10分ほどで清華大学に到着。国広ジョージ先生に連絡して、作業場へ。今日から3ケ月間、助人として彼がディレクションするプロジェクトに参加する。

先月からプロジェクトに関わっていた精華大院生の吉富くんがすでに作業を進めていた。ジョージ先生からプロジェクトの説明を受ける。今年11月に開催予定の浙江省龍泉での竹ビエンナーレだ。世界各地から著名建築家が参加する。ジョージ先生はそのディレクションを一手に任されている。また、中でも陶磁器センターの設計も同時に進める。竹の集成材や版築を使って、シンプルな建築を造りたい、と説明を受けた。いろんな材料をサンプル的に試しながら、この建築に採用していく。いわば竹や土の建材サンプル展時場のようになる。プロジェクトの進行は、まず、3月8日に概念設計方案の提出。4月末に詳細図面の提出。6月7月の雨季が終わり次第、施工開始になる。

その後、敷地周辺や建築用途、図面、他建築家の方案についてジョージ先生に質問。明日から、まずは8日提出に向けた作業を開始。

16時過ぎに大学を離れる。19時開始の迫事務所・長門くん送別会に参加するため、地下鉄で三元橋まで戻る。17時過ぎに会場のMAYDEN VOYAGE付近に到着。店前にあるストロベリーカフェで作業。19時にお店に入るが、まだ誰も到着していない。しbらくして主役の長門君、東福さん到着。その後、UAAのメンバーや勝田さんなど続々と来店。女子は来ないんじゃない?と脅すと、しばらくしてアーティストのミワさんが到着する。飲み放題で150元。料理もおいしい。隈事務所の北上さん、迫事務所の深沢さんらと談笑。長門君も主役として各テーブルを回っていた。彼も北京を離れるのが少しさみしそうだった。

1時前に解散。近くのお店に向かうも2時過ぎに解散。ともあれ長門君4年近くの北京生活お疲れ様でした。

2時半過ぎに帰宅。すぐさま就寝


三月二日(土)

朝8時起床。9時に家を出て、タクシーで中国美術館前にある模型材料店へ。
備品や模型表現に使えそうなものをいくつか購入。実は北京の模型材料店は初めて。予想以上に工具や材料が揃っていた。

地下鉄で清華大に向かう。12時到着。その後、模型制作開始。床や壁を立ち上げて、トラスを切り出す。19時半まで作業。今日は昨日に続き、UAA大輔さん、池上くん、渡辺くん送別会。剛志君に電話すると、もうすでに始まっているらしい。急いでタクシーで建外SOHOにあるシャラに向かう。

20時過ぎに到着。主役はまだ渡辺くんだけ。皆で乾杯。久しぶりに劉チャン、永岡君、斉藤くんらと話す。中でも斉藤くんの苦悩は大きかった。UAAで研究に関わったものとしてその苦労は痛いほどわかる。劉さんにきちんとした研究意識が介在しない限り、正直解決策もないし未来もない。一刻でも早い退社を勧めた。悲しいけど、本当にそれしかない。同じような経験をした鏡さんにも彼の相談に乗って頂いた。

遅れて大輔さん到着。退席祝い品の贈呈。鶴崎君山本君がいつも会準備をしている。プレゼントにも毎回きちんと捻りがある。素晴らしい。渡辺君にはS.ジョブスの顔イラストTシャツ、大輔さんには、子供用スケボー(未配送)、まだ到着していない池上くんには、スクリューTANGA。0時過ぎに池上君到着。2時過ぎまでワイワイ過ごす。会計後も吉村さんがビールとワインをサービスしてくれた。この気遣いもうれしい。感謝。

3時過ぎに菅野剛志江藤家にお邪魔する。5時前まで話す。その後就寝。


三月三日(日)

9時半過ぎに起床。玄関の鍵が閉まっていたので、剛志君を起こして開けてもらう。
自宅に戻り、リビングの掃除。

その後、自宅で昼食。

昼食後仮眠を取った後、執筆の仕事。日が変わる前に送信。なんとか期日に間に合った。

プロジェクト提出資料のフォーマット作成。